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作家刑事毒島

作家刑事毒島
中山七里
幻冬舎文庫

ねちっこい性格の刑事技能指導員毒島.取り調べのさいちゅうに精神的に追い込んだ被疑者を自殺させた責任を取り依願退職したものの,指導員として復帰しつつ現在は人気ミステリ作家としても活躍中.

そんな毒島の元教え子犬養と犬養の相棒である新人刑事高千穂.出版業界が関係する殺人事件のヒントを得るために毒島のもとへ派遣される高千穂.抜群の読みと話術で犯人を明かしていく毒島スゲーみたいな話.

内容: 新人賞の選考に関わる編集者の刺殺死体が発見された。三人の作家志望者が容疑者に浮上するも捜査は難航。警視庁捜査一課の新人刑事・高千穂明日香の前に現れた助っ人は、人気ミステリ作家刑事技能指導員の毒島真理。冴え渡る推理と鋭い舌鋒で犯人を追い詰めていくが…。人間の業と出版業界の闇が暴かれる、痛快・ノンストップミステリ! (Amazonより)

毒蟲VS.溝鼠

毒蟲VS.溝鼠
新堂冬樹
幻冬舎文庫

溝鼠こと鷹場が主人公の2作目.
かつて鷹場によって婚約者と別れ暴行を加えられた別れさせ屋大黒.互いの依頼人のイザコザから鷹場への復讐を果たそうとする大黒と大黒を消そうとする鷹場.

鷹場をあと一歩の所で殺す所まで追い詰めたものの,何とか逃げ切る鷹場.大黒は前作の最後でボロボロになりながらも一命をとりとめた鷹場の姉澪を,鷹場は寝とった挙句に売春婦として扱っていた大黒の元婚約者志保を使い互いを殺そうと最終決戦.

最後はギリギリの所で鷹場の勝利.

出版社からのコメント: 溝鼠と通称で呼ばれる復讐代行屋の鷹場英一(主人公)がタランチュラやサソリなどを扱う毒蟲と呼ばれる大黒という別れさせ屋の男と対決するというストーリーです。復讐代行屋の溝鼠は依頼人に頼まれれば、どんないやがらせもするという男、一方、溝鼠に恨みを持つ毒蟲は、男女関係のもつれの解決をするには手段を厭わないという男。この二人が依頼人を巡ってトラブルになり、エンドレスな戦いが展開されるノアールな小説です。本書は新堂冬樹氏のベストセラー『溝鼠』の第二弾となっています。
内容は容赦のない戦いとどぎついまでのパワーに溢れ、プロレスの場外乱闘にも通じる迫力に満ちた作品となっています。 (Amazonより)

ブラックローズ

ブラックローズ
新堂冬樹
幻冬舎

父親の自殺の原因である売れっ子プロデューサー仁科への復讐を胸に秘めてテレビ業界で働いてきた唯.復讐のために,自身も仁科に負けず劣らずの汚い方法で視聴率を稼ぐ.担当するドラマが平均視聴率35%超え達成を目前にした所で,仁科に止めを刺すために仁科による俳優暴行事件を暴露する唯.会社を追われた仁科は取材陣に対して唯がプロデューサーを務めるドラマの主役を務める俳優が少女売春をしていた事実を暴露.お互い痛み分けをしたものの,唯のもとにかつての恋人が戻ってくるというどうでもいい最後.

内容: 父親を自殺に追い込んだドラマ界の帝王・仁科を蹴落とすため、テレビ制作会社のプロデューサー・唯は、実現不可能と言われてきた、大ベストセラー小説のドラマ化を企画する。原作者の懐柔、人気俳優の横取り、スキャンダル捏造…。視聴率至上主義のテレビ業界で、情も倫理も棄てた女性プロデューサーの執念が暗躍するノンストップ・ミステリー。(Amazonより)

ろくでなし 上・下

ろくでなし 上・下
新堂冬樹
幻冬舎

黒い太陽シリーズの最終作にチョロっとだけ出てきた黒木.その黒木が出てくる作品.目の前で婚約者である未優をレイプされた黒木.未優に対してついた悪態がきっかけで未優は自殺.黒木絶望.レイプ中に見た犯人の顔と覚醒剤使用者という情報を基に犯人を探そうとするも断念.

かつての知り合いから取り立て屋の仕事を依頼された黒木.断ろうとしたものの,ターゲットが未優をレイプした憎き男であることが分かり本格的に調査に乗り出す.

その過程で関係者はドンドン死んでいくし,復讐相手すら実は死んでいた.

実は今回の事件の黒幕はレイプ犯の兄貴とその子分である未優の実兄.黒木に悪態をつかれてから実兄のもとを訪れた未優だが,長年未優に屈折した愛情を抱いていた実兄からレイプされかけ,絶望のあまり自殺というのが未優の自殺の真相.

最後は黒木の元部下速見が色々な人を殺して黒木は助かる.

内容 (上巻): 黒鷲―不良債務者を地の果てまでも追いつめる凄腕ぶりから、誰もが黒木をそう呼んだ。しかし無力な黒木の眼前で婚約者の未優が凌辱され、自殺した瞬間、伝説の取り立て屋は凋落した。2年後、レイプ犯の写真を偶然目にした黒木は再び黒鷲として蘇り、復讐に爪を研ぐ…。最底辺を生きる人間の欲望を炙り出す暗黒小説の金字塔。 (Amazonより)

内容 (下巻): 黒木が突き止めたレイプ犯は何者かに惨殺されていた。なぜ黒木は死臭を嗅ぎつけた黒鷲のごとく次々と関係者の不幸に遭遇するのか?冷酷な金貸し、サディストのヤクザ、狂ったシャブ中、強面の密売人、嘘つき娼婦―オールキャストろくでなしの慟哭が読者の脳髄を破壊し、恐怖のどん底に叩き落とす。驚天動地の新堂ワールド。 (Amazonより)

帝王星

帝王星
新堂冬樹
祥伝社

黒い太陽シリーズの最終作.

前作でキャバクラを引退し,銀座にクラブをオープンした冬海.冬海の店で働いていた天才キャストゆりなを引き抜いた藤堂.もちろん立花から風俗王の座を奪還するため.

色々カオスになったあげく,キャバクラに復帰した冬海とゆりなの売上対決に業界からの引退をかける藤堂と立花.冬海は常連客に自腹営業をお願いして何とか勝つも,何か有耶無耶に.

たしか,黒い太陽で立花に雇われたものの藤堂の奸計により逮捕された復讐代行屋鷹場が藤堂を誘拐し拷問.失明する藤堂.そこから一気に毒が抜けた藤堂が何か良いキャラっぽい感じになって,最後はつまらない感じで終わり.

藤堂に勝ち,千鶴を迎えに行こうとするタイミングで今度は鷹場の雇ったチンピラに立花が刺される所で終わり.

内容: キャバクラ界の若き覇者立花に壊滅的打撃を与えられて五年。堕ちた“風俗王”藤堂が復活した。天才キャストゆりなをはじめ精鋭を引き連れて聖地・歌舞伎町に帰還したのだ。だが、栄華を極める立花は、ゆりなの唯一の弱点を探り出し、引き抜きに成功。対する藤堂は、かつてのカリスマキャスト冬海を復帰させ、立花の店に送りこんだ。藤堂と立花、二人の進退は冬海とゆりなの売り上げ競争に賭けられることとなった。絶対のキング、そしてクイーンは誰か?奇策を放ち、知略を尽くす、漆黒の闇を火花が飛び交う決戦が始まった!ゆりなの神がかる魅惑、冬海の桁違いの技巧…。たった一つの帝王星をめぐる闘いの行方は!?連続テレビドラマ化されたベストセラー『黒い太陽』、新たなヒロインを迎えた『女王蘭』に続く、エンターテインメント界の鬼才・新堂冬樹が、風俗産業の闇に挑んだ大河サスペンス完結編。 (Amazonより)

女王蘭

女王蘭
新堂冬樹
幻冬舎

黒い太陽シリーズの2作目.かつて藤堂に父親が経営していたラーメン店を潰されるために利用された復讐を企てる優姫.藤堂のライバルである立花の店で働く.

前作の最後で逮捕された立花だが,フェニックスの経営を部下に任せつつ,自分は塀の中で帝王学についてめっちゃ勉強.釈放後に藤堂観光を次ぐ二番目の地位を確立.

冬美と優姫をあおるために企画した売上対決.冬美が勝てば立花が,優姫が勝てば藤堂が業界を去るという賭け(ひょっとしたら次作と勘違いしてるかも).初日に2000万円以上を売り上げた冬美は突如の引退宣言.2位の優姫との差は絶望的と思われたが,背に腹は変えられない優姫は常連客にガンガン営業をかけ,何とか冬美の売上を射程圏内に収める.最終日.これは確実に優姫が勝てるというタイミングで,藤堂がけしかけた暴漢に暴行を加えられ,優姫は出勤できずジエンド.

藤堂は新堂冬樹作品に出てくるゲス野郎の権化として頑張ってくれている.

内容: 「夜の世界に咲き誇る女王蘭になれ」自分を裏切り、父親を死に追い込んだ“風俗王”藤堂への復讐を誓う優姫は、敵の主戦場であるキャバクラで日本一のキャストを目指すべく、藤堂と敵対する立花の店に入る。業界の覇権を争って火花を散らす二人の男、そして美しい毒牙を磨きあう女たち…。風俗の闇に挑むベストセラー『黒い太陽』の世界に、妖しくも華麗なヒロイン登場。 (Amazonより)

黒い太陽 上・下

黒い太陽 上・下
新堂冬樹
幻冬舎

風俗王として知られる藤堂に見込まれた主人公立花.父親が入院するきっかけになった水商売業界で自身を嫌悪しながら働く毎日.ひょうんなきっかけで藤堂に気に入られるものの,藤堂を超える男になると啖呵を切って藤堂の下を去る.藤堂を風俗王の座から蹴落とそうとあらゆる手を尽くすものの,圧倒的な権力と頭脳を誇る藤堂にやり返され続ける.

最終的には藤堂が育てた伝説のキャバ嬢冬海を自分の店に引き抜き藤堂の店を潰すことができた.その代償として,憧れていた相手である千鶴を水商売業界から去らせ,色管理?していた自店のエース級キャバ嬢がことごとく退店・ライバル店に移籍.最後はかつて枕営業をさせた件について売春法違反か何かで逮捕される.

内容 (上巻): キャバクラ“ミントキャンディ”の黒服・立花篤は、父の入院費を稼ぐため、嫌悪する水商売に身を投じた。救いは、密かに想いを寄せるNO.1キャストの千鶴。勝ち気な立花は、「風俗王」の異名をとる藤堂社長に見込まれ、さらに、歳の近い若きホール長・長瀬の凄腕に刺激を受けて、この世界の魅力に取り憑かれる…。裏社会を描破する鬼才が、今、風俗産業の闇に挑む。 (Amazonより)

内容 (下巻): 「闇の世界を煌々と照らす、夜の太陽になれ」キャバクラ“ミントキャンディ”の黒服・立花篤は、「風俗王」の異名をとる藤堂社長から最年少ホール長に抜擢されるも、失意のうちに退店した。やがて、王座を奪うべく渋谷に新店をオープン。だが、直後、藤堂の放ったライバル長瀬の店が目の前に…。連続ドラマ化された圧倒的興奮のエンターテインメント、暗黒の結末は―。 (Amazonより)