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出産の記録③

前回の続きです。

深夜にいきなり子供ふたりも預けられるひとを見つけるなんて、大変だ!

……と、ご心配くださったそこのあなた、ありがとうございます。結論からいうと、まったく大丈夫でした。いやね、この点については、ひじょうに、ひじょうに、恵まれていたと、各方面に感謝の気持ちでいっぱいです。

実はですね、泉野家は義理両親宅のほぼ目の前に位置しまして、窓から叫べば返事がくるレベルなんですよ。いちおう道路は挟んでいるものの、田舎なんで、深夜に通る車両があるわけでもなく。

なので、「ヘルプ!! 生まれそうだ!」と旦那が庭先から声をあげると、さっそく登場してくれる義理父家住み込みのお手伝いさん、スリランカ人のS女史。

自身もふたりの子の母であり、すでに故郷には3人の孫までいる彼女は、余裕の落ち着きで「大丈夫、ダイジョーブ、出ちゃう前に行ってきなさいな〜」と、子供の明日の予定などを説明しようとする泉野夫妻を追いやって、ベビーシッターしてくれることに。

(ちなみに肝心の義理父は補聴器を外して寝ていたので、ぜんぜん聞こえなかったんだそうな)

旦那の運転で病院へゴーとなりました。

病院へたどり着くと、前回の入院で見知った看護婦さんに「あら、あなた、まだ産んでなかったの?」と開口一番驚かれ、すぐエコーへ。

胎児心拍オッケー。

陣痛バッチリビンビンオッケー。

どのくらい産道開いてるか見てみましょー。あら、これもバッチリ、パックリねー。

さあ、デリバリールーム(分娩室)へレッツゴーよ〜。

……と、あれよ、あれよという間に流されていく泉野ジュールとその旦那。

この間、泉野はずっと、

「エピドュラルを……エピドュラルを……早く……プリーズ……」

と、呪文のように唱え続けていたのですが、周囲からは「そうね〜、とりあえず様子を見てみましょうね〜」みたいな微妙な答えばかりが返ってきていたのですね。

今思えば、彼らは……知っていた。

「こいつ、多分、間に合わねーな」と。

そう!!

間に合わなかったのです……。またしても……!

分娩台に横たわり、助産婦さんに診てもらうこと数分。なんとなく不吉な予感はしていたものの、いまだに「エピドュラル、エピドュラルー」と未練ったらしく泣いている泉野に、その助産婦さんは言いました。

「どうしても、どうしても打ちたいなら、わたし達に拒否することはできないんだけど、打っても絶対、効かないわよ」

と、非情、無情な宣告が。しかも絶対とか言ってくるし。ふたり目の時は少なくとも「多分」みたいな表現だった。

それが。

ああ……。

……。

……。

いやね、それでもふたり目の時はどんな痛みが待っているか知らなかったから、オッケー出しちゃったけど、今回はもう無知ではない。あの痛みを知っている。とてもじゃないけど、もう一度あれをやるなんて……グァァ、陣痛!

結論。

自然分娩しました。もうどうしようもなかったし、救いは、小さめの赤さんだったことでしょうか。記録的なスピード出産にて次女誕生。ピャー、ピャー、みたいな、可愛い産声を聞いた瞬間、もうすべてどうでもよくなったのでした。

《おわり》

泉野ジュール

泉野ジュール

出産の記録②

前回からの続きです。

お腹はかなり張っていて、軽い陣痛は時々くるものの、すでにけっこう長い間この状態だったので「今夜はちょっとキツいな〜」くらいにすえていました。

最初は。

それが、息子が就寝して、旦那もベッドへ戻ってきたあたりから急に……。

ほんと、急激なスピードで、陣痛がやってきまして。

ここでひとつ説明させていただくのですが、泉野ジュールの住んでいる国では無料で無痛分娩が選択できます。そんなわけで、ひとり目はありがたいことに無痛分娩で産むことができました。

もちろんふたり目もそのつもり満々だったのですが、いかんせん二回目。陣痛が進むのがとにかく早くて、病院にたどり着いた時にはすでに「今さらエピドュラル(麻酔の名前)打っても、効く前に生まれてきちゃうわよ」と言われ人口破水→一時間弱のスピード自然分娩出産となったのでした。

そんなわけで。

不肖わたくし、今回は! 今回こそは! 絶対に!

間に合わせる!!!

必要なら予定日が近づいてきたら病院の前にテント張ってスタンバる!

くらいの意気込みでいたのですね。

でも、ほら、まだ予定日まで一ヶ月ちょっとありましたから。まだテント張ってなかったんですわ。家でぐーすか寝てたの。不覚。

それでもまだ、今までも何度か前駆陣痛が来ては去って、来てはさって、していたので、今夜もちょっと安静にしていれば収まるだろう……と考えていたんですね。

最初は。

でも、違いました。

皆既月食パワーをナメておりました。

--いきなりやってくる本格的陣痛!

--最初っから5分間隔!

迫りくるこのデジャ・ヴ感!

子供部屋にはついさっき寝入ったばかりの息子と、まだ時々夜泣きをする娘3歳が! 旦那も今やっと寝はじめたばかり! どうする泉野!

急げ!! とにかく急ぐんだ!

風のように!!

このような可愛い準備……は、できておりませんでした。ぜんぜん。3人目なんてそんなものです(涙)。

つづく

泉野ジュール

出産の記録①

こんにちは! どうも、泉野ジュール、泉野ジュール、泉野ジュールでございます。あ、皆さま、お聞きになられたでしょうか、わたくし泉野ジュールと申します。

(ものの本によりますと、ひとはなんども聞く名前に親近感を持つものだそうで。ちょっと選挙カーなみに頑張ってみました。これであなたも、本屋で泉野ジュールの本を見かけたとき、サブリミナル効果的についつい手が伸びてしまうかもしれないな、という……涙ぐましい営業努力でございます)

さてー、今回はちょっと、忘れないうちに今回の出産の記録でも残しておこうかなと思って、ブログに登場してみました。

だってね、出産ってね、すると結構すぐ忘れちゃうんですよ。

いや、正確には忘れはしませんけど、なんていうか、妙に遠い記憶になる。

多分、大自然の偉大な仕組みなんじゃないかと思うんですよね、これ。

はっきりいって、あれ(出産)は……綺麗に覚えていたら二度目はないな、って感じなので。

もし覚えていたら、あんなもんもう一度やらされるなんて、冗談じゃない! 耐えられん!! ってふたり目以降は拒否する女性が大半になって、人類滅亡の危機ですよ。そうならないように、一度出し終わっちゃうと、なんか曖昧な記憶になるように、遺伝子段階でコントロールされてるんじゃないかなーって。

シロウトの個人的な意見ですけど。

なので、脳内の妙なホルモンのせいで記憶が曖昧になる前に、現実を書き記しておかなくちゃな、と! 思いまして。

さて。

前書きが長くなりましたが。

そんなわけで、今回、2018年7月末に3人目となる女児を無事、出産しました。36週+3日目と、正期産と呼ばれる37週目にはチビっと届きませんでしたが、未熟児あつかいになる2500グラムは超えていて、約2700グラムでの誕生となりました。

どんな感じの出産だったかというと、まぁ、ひと言で言えば二回目の再来でした。

なんかもうすべてがデジャ・ヴで泣きそうに……。

その夜は、あんまりよく覚えてないのですが(オイ)、なんか皆既月食? 満月? 月が赤く見える? みたいな、まぁ、出産はじまる天体パワー炸裂! みたいな夜だったんですよね。

うちの上の息子、6歳にしてかなりの科学オタクでして、深夜にはじまるその天体現象を見たい見たいと、ネバって起きてたんです。普段は8時半になると電源が切れたみたいにコロッと寝ちゃう子なんですけど。

で、深夜過ぎまで裏庭でダディーと一緒にテレスコープで天体観測してたんです。

わたしは、なんかお腹も張ってるし、ぜんぶ旦那に丸投げしてぐーすか寝込んでおりました。今思えば、あれが最後の晩餐ならぬ、最後の安眠でしたね。

そのまま月食(多分)が終わって、ついに電池切れした息子がガーッと眠りはじめたころ……それははじまりました。

つづく

泉野ジュール

今日の赤さん生活

こんにちは! 今日も今日とて泉野ジュール。

あまり執筆する時間がないのだけがつらいけど、本日も元気にやっております!

赤さんももうすぐ生まれて3週間。少しずつ新しい生活のリズムにも慣れて……慣れて……きたかな? いや、ほんと、この時期の慌ただしさだけは何度経験しても目まぐるしいものですが、母子ともになんとか、ボツボツやっております。

今回は、出産予定日を知った瞬間に「夏休み中……だと……?(ガタガタブルブル)」となったのですが、アレですね。

やっぱりキツい……!

あえていうと、学校や幼稚園があるときに比べて、分刻みのスケジュールがないぶん、テキトーにやっていられるという利点があるにはあるんです。朝なんかいつまでも寝ていられる。子供はパジャマ姿のまま勝手にチェリオス(朝食シリアルの一種)を食べて、ずっとYouTube見てるわけですよ……。怠惰万歳。学校あったらこうはいかなかった。

とはいえ、3歳児と6歳がうろちょろしていると、赤さんの定期検診なども大変ですし。

子供の「どっか連れてけー」攻撃も頻繁に受けますし。

まぁ、基本的に上の子たちの世話はぜんぶ旦那にぶん投げてますけども。

ラクではない。

とはいえ、昨日などは、赤さん連れではじめてのお出かけもしました! オープンエアーになっているタイプのショッピング街で、夏休み用に子供の遊び場なんかも設けられていて、久しぶりに外の空気を吸って人間に戻った感じです。

ほんと、今回の妊娠ではずっと安静を強いられていたので、こうして普通にお出かけするのが久しぶりで……!

アジア食品店でいろいろ物色して、ついでにラーメン・バーでラーメン食べてきました。

え? ラーメン? しょぼい?

違うんですよ! 海外ではラーメンは超トレンディーでおしゃれでナウい食い物なんですよ!! セレブっぽい場所なんですよ、ラーメン・バー!

そこでね、うちの可愛いハーフっ子たちが上手にチョップスティックを使って、ちゅるちゅるちゅるーとかプロっぽくラーメン食べてるとね、周囲から大注目なわけですよ。まぁ、ラーメンそのものは多分、日本で店を開いてもすぐ潰れてしまうレベルのお味なんですけど、それでも一応ちゃんとラーメンですから。日本食に飢えている身としては、それでもありがたいし、すごく美味しく感じる……!

つまり、なかなかリフレッシュできたというわけです♪

おっぱいの方も、いままでの「搾乳+哺乳瓶」式から、じょじょにですが普通の授乳に移行できるようになってきました。

いろいろネット等でも調べたところ、「だいたい出産予定日あたりになってくると普通に飲めるようになってくる」ことが多い、という記述を散見したのですが、本当にその通りでした。やっぱり、小さかったので、最初のうちはおっぱいからはちょっと難しかった、と。そういうことなんでしょうね。

このまま順調に体重が増えてくれますように〜。

ではでは。

今日はこの辺までで。

XOXO、泉野ジュール


ひとり目の時からバイブルにしているのがこの本です。

泉野ジュール

生まれました!

そんなわけで……赤子さん、生まれてしまいました@36週+3日目です!

今回の妊娠は本当にいろいろとあったので、やっと終わってスッキリひと安心ではありますが、同時に2700グラムちょっとという小さめサイズで生まれてしまったため、なかなかお世話も大変です。上の子たちがふたりとも、4キロに肉薄する大きさだったので……最初から食欲旺盛だったし、ちょっとくらい体重減っても安心感があったのですが、今回はそうもいかず。

通常2泊3日の入院が黄疸のため、5日に伸び、やっと帰宅できたと思ったら2日後の黄疸再検査時に体重が減りすぎていると指摘され、再入院。さらに3泊となりました。

ああ、本当に怒涛の1週間でした……。

とはいえ、入院してると三食付きだし赤さんを見てくれるナースリー(新生児室)もあって、上の子たちの相手もしなくちゃいけない自宅より、ずっと楽だったんですけどね。

なにはともあれ黄疸も落ち着き、体重もやっと順調に増えだしてきました。

どうも、小さかったために、おっぱい吸うのが上手にできていなかったらしく、アドバイスを受けて「搾乳+哺乳瓶で母乳をあげる」方式に切り替えたら呑むは、呑むは……で。あー、赤さんごめんねぇ……お腹すいてたんだね……と反省です。

退院にあたり、自宅用の搾乳機を再購入(ひとり目の時に買ったのは、誰かにあげてしまって行方不明)する必要があったのですが、とあるボランティア団体が無料で貸し出ししてくれているというのでそれをお借りしました。マシン自体は使い古されてるんだけど、ちゃんとメンテナンスされてるし、チューブやプラスティックの部品部分は新しいのをいただけて、快適快適。落ち着いたら、お返しする際にいくらか寄付できたらいいなぁ、と思います。そんなわけで、カモーン、印税!!

そして帰宅すると今度は、近辺の奥さま方から大量の料理の差し入れが!

なんと、同じ村(?)に、泉野と同時期に出産したニュー・マミーが4人いたらしく。ある知人の旗振りにより、「A pot a day for new moms」というグループが結成されたそうで。

その心は、「新米ママのために1日1品差し入れしましょう!」という趣旨なのだとか。

20人弱のグループで、スマホ経由でチャットしながら4人のママが少なくとも1日1品は受け取れるように交代で料理を差し入れる……というシステム。

小さい村(町?)なのでグループの半分以上は知人なのですが、なかにはぜんぜん知らない方とかもいて、差し入れをいただくさいにはじめてお会いする方もいます。それなのに美味しい料理を届けてくれて、泉野が日本人だからと、普段はあまり作らないライスを調理してくれたりして……本当にありがたい、ありがたい!

こういうボランティア精神と行動力は、見習わなくちゃと思います。

ではでは。

次は、できたら出産の時の様子も書きたいなぁ(出力中毒者)。

*暑い夏のお供に、こちらなどもどうぞ*

泉野ジュール

泉野ジュール

再入院してました

タイトル通りなのですが、実はここ三日ほど、再び出血があり今回の妊娠で二回目の入院をしていました。

こんにちは、泉野ジュールです! 今はやっと帰宅して、自宅療養中。

すでに35週目に入っているので、フルターム(正期産)になる37週目まではあと2週間弱ほど。すでにレア程度には焼きあがっているので、生まれてしまっても大丈夫といえば大丈夫らしいのですが、「できればミディアムあたりまではオーブンで調理してあげたほうがいいのよ〜」との医師の助言により、安静にしています。

ついにオーブンとなったわたしの腹……。

上の子ふたりはどちらも39週6日目のウェル・ダンで生まれたのですが、まぁ、そこまでいかなくても、37〜38週目のミディアム・レアあたりを目指して頑張ろうと思います。あんまりデカイと、絞り出すのもなかなか大変ですしね……。

入院直後は、34週目後半だったこともあり、いきなり分娩室に通されました。そこでふた晩ほど過ごしたのですが、あなた。

分娩室でふた晩って、すごいですよ。

大きな総合病院だったので10部屋あって、だいたいコンスタンスに半分くらいは埋まっているようだったのですが、まぁ、しつこいですけど分娩室ですから。

基本的に無料で無痛分娩を選べるので、8〜9割は静かなものです。生まれて赤ちゃんの鳴き声がして、はじめて「ああ、あの部屋使ってたんだな」って気がつく程度で。でも、わたしの二人目もそうだったのですが、無料なだけあって母子ともに健康なら予約とか計画とかはしないんですよ。

陣痛が来たり破水したりして病院へ行って、ある程度産道が開いてたら、さあ麻酔技師呼んで開始しましょうね、みたいな。

なので、二人目以降だったりしてスピード出産だと、間に合わないことが結構あるらしく。図らずも自然分娩となったママたちの悲鳴が、もぅ、それはもぅ、ね。

わたくし、妊婦、文字通り明日は我が身ですから……。

なんていうか、あの悲鳴を二日間聞き続けたのはなかなか骨身にこたえる経験でございました……。

ありがたいことに無事出血も止まり、帰宅&自宅安静になりまして、ただいまお家です。ふー。帰って来たら来たで、子供はいるし夏休みだしなんか色々締め切りも迫っていてヒー!ではあるのですが、のんびり頑張っていこうと思います。

と、そんな近状でした。

ではでは!

泉野ジュール

泉野ジュール

妊娠34週目&今後の予定

こんにちは! 泉野ジュールです。ついに三人目妊娠も34週目、ラストスパートに近づいてまいりました。

もう、お腹が重いのなんのって!

仕事も趣味(執筆)もパソコンで行う泉野にとって、画面と自分との間に「デデーン!」という感じでお腹が存在するとなかなかやりづらいところがありまして……。いや、胎児といえど可愛い我が子ですから文句は言いませんけど、やっぱり、大変……。

胎動も活発といえば活発なんですけど、いかんせん最初の息子の胎動がすごかったので、それと比べると二番目の子もこの子も、おとなしいものです。息子のはほんとすごかった。あれは間違いなく腹の中で少林寺拳法の修行をしていました。二番目・三番目は、女の子のせいもあってか、せいぜい「よく寝たー。伸びー」とか「あー、狭くて足がしびれちゃった。ちょっと体操〜」という程度の動きなんですよ。

子宮もマックスな大きさになって来たせいか、一時期あった食欲もちょっと減ってきました。多分、胃が圧迫されてあんまり食べられないんだと思います。

暑いせいもあるでしょうけど。

こちらでは体重制限うんぬんはあまり言われないので、特に気にしてはいない(というか測っていない)のですが、多分、この妊娠が一番体重増加が少なくてすみそうな感じです。

さてさてー。

今後の泉野ジュールの予定ですが、執筆関係はやっぱり少し、しばらくの間スローダウンする感じになりそうです。出産前に、近く、新しいお知らせだけできたらいいなと思うのですが、それ以降は亀の歩みで……。

こそこそとブログとツイッターだけは更新できたらいいなと思います。よかったらフォローしてやってくださいね。

泉野ジュールのツイッター

ではでは!

泉野ジュール

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泉野の「笑ってやってください!」感満載のサインと、園見先生の素敵イラスト入りサインが入った豪華版です♪

泉野ジュール