タグ » その他

「不法」と「違法」を考える

 法律上の議論でも(あるいは普通の会話の中でも)「不法」とか「違法」とかいう言葉が飛び交うことがあるが、ふつうの人からすれば「不法」と言われれば「違法」の意味と考えるし、両者にさしたる語句上の違いもないと考えるであろう。

 ただ法律実務家の感覚としては、「違法」とは何らかの法律に反する状態ないし行為であるのに対し(「違法」という言葉自体は民法にも刑法にも出てこない。各法律で違法行為が列挙され、「罰則」等の項目で当該違法行為に対する制裁が規定されるという建付けである。)、一方「不法」とはそれ自体評価的概念であり(民法や刑法の条文上「不法」という言葉が出てくるものの、その意味は直ちに確定せず、裁判所や検察官の評価・判断を待つことになる。)、それゆえ「不法」の意味の外縁は定かではない、という認識である。

 とはいっても、一般人の感覚でいえばやはり、例えば刑法上違法であれば、それは「不法」である(そう評価してよい)、と捉える方が自然である。

 たしかに日常用語的にはそれで問題が生じることはないとしても、法律論としては、時に、個々の法律ごと(場合によっては条文ごと)に目的論的解釈を行い、上記一般的解釈との乖離を生じさせる場合がある(要するに同じ言葉でも意味が法律・条文ごとに違う!?、という状態)。

 その好例が、最判昭和41年7月28日最高裁判所民集20巻6号1265頁である。

(事実関係・簡略)
 ①まず上告人は弁護士でないのにかかわらず弁護士であるといつて、被上告会社の代表取締役であつたAに対し慰藉料を請求したことのあるものであるが、これを機会にAと知合い、遂にA方に寄食するに至った。
 ②次いで被上告会社の財政状態が不良に陥り、その所有財産が債権者から差押を受ける虞が生じたところ、上告人は当時被上告会社の財産管理、処分の任に当つていた取締役Bと図り、被上告会社所有の本件不動産について売買を仮装して、昭和8年10月5日上告人名義にその所有権移転登記をした。
 ③当事者は右不動産について所有権移転の意思を欠き、上告人としてはやがて被上告会社に対し本件不動産の所有名義を返還すべきことを知悉していたものというべきである。
 ②被上告会社は上告人に対し、所有権移転登記の抹消登記手続きを請求した。

(前提知識)
 Ⅰ 民法708条は「不法な原因のために給付をした者は、その給付したものの返還を請求することができない。ただし、不法な原因が受益者についてのみ存したときは、この限りでない。」としており、「不法な原因」で所有権移転等を行った者はその返還請求をできない。
 Ⅱ 刑法は強制執行を免れる目的をもつて財産を仮装譲渡する者を処罰する(刑法96条の2)

 さてこの場合上記の条文2つを素直に読めば、刑法上違法な行為を行った被上告会社の行為は「不法」といえるため、抹消登記請求は認められないようにも思える。

 しかし、最高裁は次のように述べて、被上告会社の請求を認めた(上告棄却)。
 
 「思うに、刑法は強制執行を免れる目的をもつて財産を仮装譲渡する者を処罰するが(刑法96条の2)、このような目的のために財産を仮装譲渡したとの一事によつて、その行為がすべて当然に、民法708条にいう不法原因給付に該当するとしてその給付したものの返還を請求し得なくなるのではない(最高裁判所昭和三三年(オ)第一八三号同三七年六月一二日第三小法廷判決、民集一六巻七号一三〇五頁参照)(もつとも本件の仮装譲渡の行われた昭和八年一〇月五日当時は、右刑法の新設規定施行前であり、従つて、本件行為は犯罪を構成していない)。しかして、今本件についてみるに、前示認定の事実関係の下においては、被上告会社の右不動産についての返還請求を否定することは、却つて当事者の意思に反するものと認められるのみならず、一面においていわれなく仮装上の譲受人たる上告人を利得せしめ、他面において被上告会社の債権者はもはや右財産に対して強制執行をなし得ないこととなり、その債権者を害する結果となるおそれがあるのである。これは、右刑法の規定による仮装譲渡を抑制しようとする法意にも反するものというべきである。しからば、本件について、前記仮装譲渡は民法708条にいう不法原因給付にあたらないとした原審の判断は正当として是認すべきである。」

 なんだか腑に落ちないと言ってしまえばそれまでであるが、要するに、刑法上の強制執行妨害目的財産損壊等の目的は仮装譲渡を抑制することにあるところ、民法の「不法」についてもその刑法の目的に沿うように解釈し、法体系全体の観点から制度間でのバランスを考慮するというものである。条文の字面だけおっても駄目だということである。実務では事件の「スジ」と「スワリ」が大事と言われるが、まさに「スワリ」を意識した判例であるといえる。

 なお念のために言えば、条文の語句ないし通常の用法・意味が大事ではない(あるいはあまり意識しなくてよい)ということではない。あくまで条文の「辞書的」解釈がスタートであり、事件の「スワリ」の中で目的論的に修正される(場合がある)、ということである。

その他

コスメル島のダイビング器材の販売、修理店

日本から来ていたらコスメル島で器材を買うこともないと思いますが、もしお手持ちのダイブコンピューターや時計、他の電子機器の電池が旅行中に切れてしまった場合などは寄ってみるのもいいかもしれません。
普通の乾電池はスーパーやコンビニでも売っていますが、ボタン型電池はスーパー等でも売っていなく見つけるのがとっても大変です。今回紹介するショップにはボタン型電池もいくつか種類が売ってあり、スタッフが交換もしてくれる場合も。

Prodive

コスメル島のダウンタウンの広場の近くにあり、赤と黄色の建物で見つけやすいと思います。

コスメル島のショップの中で一番の品ぞろえだと思います。器材はアクアラング、スキューバプロ、クレッシー等のメーカーを取り扱っています。

重器材やダイブコンピューター等は日本で修理などに出す場合ワランティーの問題が出てくるかもしれないのでなんとも言えませんが、ダイビングに必要な機材は一通り置いてあります。

フルフェィスタイプのマスクスノーケルやダイビングの小物類

アクションカメラと人気のGoProとそのアクセサリーも

電池類はレジの後ろにありました。

Studio Blue

Prodeiveから数メートル先ににはStudio Blueがあります。こちらのショップもマスクやフィン、ダイビング器材、ボタン電池等いろいろ置いてあります。

レギュレーターの各種メーカーの部品パーツ等がたくさんあります。

持ってきたレギュレーターの調子が悪い、ホースが破裂してしまった等何かあった場合に持っていけば直るかもしれません。

Scuba Repair

Scuba Repairはコスメル島内で一番信頼できるダイビング器材の修理店と言われています。各種メーカーの部品パーツなども取り扱っていて、スタッフも修理のトレーニングを受けています。サービスも早く連絡をしたら器材のピックアップを行い修理をしてくれる為、早く修理が終われば自分の器材でダイビングを楽しむことができるかもしれません。

※載せた写真やメーカーは記事を書いた日付のものです。変更する場合があるかもしれません。ご了承ください。

日本語

メキシコシティの美術館・博物館②

メキシコシティの美術館等の個人的なおススメの続きです(^^♪

メトロを使ってソカロへ。風が無い日だったので大きな国旗が棒のようになってるのは残念ですが。。。

写真の真ん中に写ってるのはカトリック教会 メトロポリタン・カテドラル
コロニアル調の外観も見ものですが内部装飾も金ぴかで豪華なのでぜひ見る価値あり!

右側の建物は国立宮殿 Palacio Nacional
パスポート等の身分証明書を預けないといけないですが無料で入れます。一番の見どころはディエゴ・リベラの「メキシコの歴史」の壁画!!先住民の生活の様子から侵略されて現在までが描かれてます。


歴史的な建物とお店が立ち並ぶソカロ周辺を歩いていくとベジャス・アルテス宮殿 Palacio de Bellas Artes 入場料60ペソ

メキシコは画家がとっても多く、この宮殿にもたくさん展示されています。有名なフリーダ・カーロ

大きすぎて写真には納まらなかったですがここにもディエゴ・リベラの壁画があります。ちなみにメキシコの500ペソ紙幣は表と裏でディエゴとフリーダが描かれてます。二人は夫婦です。

ベジャス・アルテス宮殿をでて広くのどかなアラメダ公園を歩いて抜けるとちょっとわかりにくいですがカフェの横にディエゴ・リベラ壁画館 Museo Mural Diego Riveraがあります。入場料は30ペソで写真撮影は5ペソ

有名な「アラメダ公園の日曜の午後の夢」があります。この美術館自体はこじんまりしていて展示数等も少ないんですがこの1枚を見るために行く価値ありだと思います。5ペソも払っていたのでパノラマ機能を使って堂々と撮影しました(^^♪

他にもたくさんあるんですが他は諦めこの後は歩いてシウダデラ市場へ。売られている民芸品等は同じ物でもカンクンやプラヤデルカルメンよりも安く、他の地域の伝統的な民芸品などもたくさんありました。メキシコに住んでいる為見慣れている物が多いので特に買わなかったですがお土産探しにぴったりだと思います。

治安の心配がある方も多いと思いますが昼間であれば大丈夫かと思います。観光客も多く警察官なども多いのでなんの問題もなく歩いて回り楽しいプチ旅行でした。
メトロポリタン・カテドラル以外は月曜日は閉まっているので気をつけてください。

もしご質問などあればお気軽にどうぞ。

日本語

メキシコシティの美術館・博物館

メキシコシティにはたくさんの美術館等があります。いくつかめぐって来たのでちょこっと紹介と個人的なおススメを紹介したいと思います。

まずは絶対に外せない国立人類学博物館 Museo Nacional de Antropologia

入場料70ペソ。類人猿からメキシコ各地の古代文明について知る事ができたくさんの発掘品や遺跡が展示されてます。


各文明ごとに部屋が別れてありとても広いので時間は余裕を持ったほうがいいと思います。

有名なアステカカレンダー

マヤ文明のチチェンイッツァ遺跡のチャックモール像

マヤ文明の部屋の外庭もぜひ!!ホチョブの神殿の復元があります。

謎が多いと言われてるオルメカ文明の巨大人頭像

歴史、古代文明好きなら一日いれるくらいの展示品です。
写真もフラッシュ無しならOKでした。
本当にオススメです(^^♪

すぐ近くに近代美術館 Museo de Arte Modernoがあるんですが、、、入場料60ペソ。女流画家フリーダ・カーロの「2人のフリーダ」が見たくて行ったのですが、今はもうこの美術館には無いそうです。短期的なのかこれからもずっと無いのかはわからないですが見れなくて残念でした。
個人的には微妙だった美術館でした。

※メキシコシティの美術館などはほとんどが月曜日が休館日のようなので気を付けてくださいね。

日本語

メキシコシティの食べログ

メキシコシティの食べログです

メキシコと言ったらやっぱりタコス!そしてメキシコ人ですらメキシコシティのタコスは格別に美味しいってみんな言います(^^♪
滞在ホテルに1番近かったメトロのInsurgentes駅の出口をでてちょっと歩いた所に、、、コンビニOXXOがあるんですがそのすぐ横の屋台のタコス屋さん

立ち食いしてるひとがたくさん!!偶然発見できてラッキー♪
豚肉のタコスカルニータスです。豚丸々1匹使っていていろんなお肉の部位がありました。タンが好きなのでタン多めのいろんなお肉ミックスを注文!!テキトーに美味しそうなお肉を指させば大丈夫です!!

サルサをかけてライムを絞って!!1枚15ペソ
柔らかくてホロホロのお肉が美味しかったです!

ソナ・ロッサ地区は韓国レストランがたくさんあります。焼肉を食べにGoguinara
ナムルやキムチ等はお通しで含まれてます!久しぶりのキムチに感動(*’ω’*)
お肉は悩んで選んで、、、3種類。カルビとサムギョプサル(豚バラ)とモツ。メニューが200gで150ペソとあったので200gからしか頼めないと勝手に勘違いをして1人で600gのお肉を食べてしまいました(‘Д’)美味しかったけどもっとたくさんの種類のお肉を食べたかった、、、きっと50gとかでも注文できます。
そして大好きなマッコリも飲んじゃいました!!韓国焼酎のソジュもありましたよ!!

メキシコシティに行く前は韓国焼肉三昧かなーって思ってましたがこんだけ1度に食べたので満足しちゃいました

なのでちゃんとメキシコ料理を堪能することに

メキシコ料理の最高傑作と言われているモーレ料理めぐりにしました。チョコレートや唐辛子などから作られた茶色いソースで、初めて食べたのが不味くてそれ以来挑戦しなかったんですが2年前に行ったオアハカの町で美味しいのを食べてから考えが変わりました!メキシコシティも美味しいとみんな言ってたのでもちろん食べに向かいました

ホテルから歩いて1分程のFonda el Refugio
落ち着いた高級感ある感じの店内でした。モーレポブラーノとチェラーダビールを注文
カンクンなどでは絞ったライムにビールを注いで飲むスタイルはチェラーダ、チリソースにビールを注ぐスタイルはミチェラーダと分けて呼んでいるんですが、メキシコシティはどちらもミチェラーダと呼ぶそうです!
チキンにモーレソースがたっぷりとかかっていてちょっとピリ辛だけど甘味や旨みもあって美味しかったです

チップも含めて260ペソくらいでした

次の日も夕食はモーレに

ホテルからすぐ近くのBeatricitaへ。食堂のような感じですが満席でした。夕方の6時までなので行く際には時間を気を付けてください。
こちらのモーレはチキンにトルティーヤが巻かれててモーレソースがかかっているタイプでした

こちらもピリ辛で美味しかったです!そしてビールも頼んでたったの125ペソ

この他にもカフェでスイーツなど食べてばかりの滞在でした

メキシコシティは標高が高いので人によっては高山病の症状が出る場合もあるそうです。体調がすぐれない場合は日本食レストランもいくつかありますし、すき家もあったので定食もいいかもですね。

日本語

メキシコシティ移動・滞在情報

メキシコの首都メキシコシティに旅行に行ってきました!リゾート地のカンクン等とは違って高いビルが立ち並ぶ大都市。空港からの移動方法もたくさんありますが、今回の旅行は到着出発どちらも昼間だったのでメトロを利用しました。夜遅い場合などは安全面も考えてタクシー利用がいいと思います。空港の外で流しのタクシーを拾うよりも空港内にあるチケットカウンターから買って乗ることをオススメします!
第1ターミナルの場合は空港の外にでて5分程歩くとTerminal Aerea駅があります。一律で5ペソです。
3年前に使っていたチャージ式のカードが変わらずに使えました。

このカードはメトロと専用道路を走るメトロバスもsuicaのように使えるので、もし数日滞在する、メトロ等使う場合は便利だと思います!
メトロは女性専用車両があるので、プラットホームはついたてがある場所の先に止まるようになってるので女性の方はぜひ!ちらほら男性も乗ってましたが男性だらけの他の車両よりはマシだと思います(‘ω’)ノ
1回乗り換えてInsurgentes駅に約40分くらいで到着。駅から徒歩約5分のHotel PFに滞在しました。


熱々の水圧も抜群のシャワーでとっても快適!!

日本人旅行者にとって何かあった場合に重要な日本国大使館も徒歩10分程。他の国の大使館もたくさんあるエリアでカンクンエリアでは見ることが滅多にないスーツ姿でビシッと決めたビジネスマンがたくさん見れました。大使館はこの独立記念塔が見えたらすぐです!うっかり通り過ぎないよう気を付けてくださいね。

日本よりも治安が悪いイメージも多い?メキシコ。人混みやメトロ等ではリュックは前掛け、バックもチャック等閉める、常に気を付けるなどしてスリの標的にされないように気をつけてくださいね!メキシコシティも観光客が多い街なので多くの警察が見回りもしていますし、レストランのウエイターさんに聞いたら数年前よりかなり治安も良くなったようです。私はなんの問題もなく楽しい旅行を過ごせました!
オシャレなカフェやレストラン等も多く治安もいいと言われているエリアのソナ・ロッサの滞在おススメです(^^♪

日本語

コスメル島への行き方

メキシコで一番大きな島コスメル。島にも小さな空港がありますが、日本からの場合はカンクン国際空港着が多いと思います。なので今回はカンクン空港からの行き方についてです。
まずはコスメル島へのフェリーが発着しているプラヤデルカルメンへ。タクシー、乗合バスなどありますが一番安く行くのであればメキシコを広範囲でカバーしているバスADO!
空港からプラヤデルカルメンは約1時間、時間帯は朝の8時半~夜の12時半まで。一人178ペソです。変更などあるかもしれないのでスペイン語ですがADOのサイトで確認をお勧めします。サイトはこちら!
ちなみにカンクンのダウンタウンからは約1時間20分くらいです。

プラヤデルカルメンのADOとメイン通りのキンタアベニーダ

ADOのバス停から歩いて5分くらいの所にフェリー乗り場があります。

3社出してますが、2年ほど前から就航しはじめたバルコスカリベが30ペソ程他の2社より安いため他の2社がADO前やいろいろな場所に小型チケット売り場を作って売り込みをしてます。もし一番安く購入したい場合は気にせず歩き進んでフェリー乗り場前のチケット売り場へ
3社ともタイムテーブルがシーズンによって違うので早朝や夜遅い場合はサイトでの確認を
(スペイン語ではHorariosが時間でTarifasが金額です。)

Barcos Caribe  大人一人135ペソ

UltraMar   大人一人163ペソ

Mexico Waterjets 大人一人162ペソ

スーツケースや大き目のバックパック、ダイビングの器材等は預け荷物になり、座席は自由席で40分前後で到着。3社ともお手洗いと売店が船内にあり、冷房は強めです。羽織るものなどあるといいかもしれません。

船酔いが心配な方は事前に酔い止めを飲むことをオススメするのと、揺れにくい席は下の階、窓際ではなく真ん中の列、さらに後ろの方の席と言われています。

降りる時に必ず座席や足元などに忘れ物がないかのチェックをお忘れずにーー!!

コスメル島到着してフェリー降りたらすぐダイバー憧れの抜群の透明度の海です(^^♪

何かご質問などあればお気軽にどうぞ。

日本語